攻撃態勢に移行

害虫を退治する業者

敵が近づくとスズメバチが威嚇音を発する

スズメバチは巣に近づく相手(数m~10m程度の範囲)に対して「威嚇行動」をとります。
巣があることに気がつかなく巣に近づくと「カチカチ」と奇妙な音が聞こえてくることがあります。これは、近くにスズメバチの巣があることを意味しているサインです。この威嚇音に気が付いて周りを見てみるとハチが飛んでいるなんてこともあります。そんな時に驚いて騒いだり、はたき落そうとするなどの大きな行動をとると余計にハチが興奮して更に戦闘態勢を整えてくるので更に攻撃されるリスクが高くなります。
警戒音を出したり、タックルしてくる威嚇は最後の警告段階ですから、ハチが周りを飛ぶようなことがあれば、早めにその場から静かに立ち去る方が無難です。距離や状況によっては、こうした威嚇をすることなく攻撃してくることもあり騒音などでカチカチ音に気がつかない場合もあります。ハチが周囲を飛び回る段階で静かにゆっくりしゃがむか姿勢を低くして、静かにその場を離れることが身を守る行動をしましょう。

威嚇行動は、以下の通りの行動をしてきます。
★相手の周りを多数のハチが飛び回る
★タックルしてくる
★アゴを噛み合わせて「カチカチ」という音を出す

上記の行動をしたときには、既に戦闘準備だと考えもいいでしょう。

仮に刺されてしまった場合には、アナフィラキシーショックの可能性がないかすぐに病院に行くことが大切な行動です。
ハチに刺されると、体質によっては「全身性のアレルギー症状」が出る場合があります。すべての人が必ず発症するものではありませんが、こうした全身性の症状として「刺されたところ以外」に腫れや蕁麻疹などの各種症状が現れた時に呼吸困難に陥ってしまったり意識が薄くなったりする重篤な症状を引き起こす恐れがあります。
これがアナフィラキシーショックです!
蜂に刺されてから1時間以内に発症するケースが多いため、すぐに病院に行くことです。すぐに病院に行けない場合には、その間は「1人にならない」ことが大切な行動となってきます。
ハチに2回指されると危ないといいますが、これは、体質によって異なってきます。アナフィラキシーショックは、アレルギー症状なので、体質によって発症するか発症しないかは異なってきます。人によっては1回目で発症するケースもあれば、何度も刺されるうちに少しずつダメが蓄積していき発症するケースもあります。
また、刺された箇所や注入された蜂毒の量にもよって変わてくるので1か所刺されるだけよりも複数ヶ所刺される方が発症するリスクが高くなってきます。

スズメバチの危険度

スズメバチは、その毒性の高さと攻撃性の高さから非常に危険な昆虫とされています。スズメバチの刺傷による死亡事故も報告されており、早急な対処が必要です。特にアレルギーを持つ人がスズメバチに刺された場合は、重篤なアレルギー反応(アナフィラキシーショック)が起こる可能性があります。そのため、スズメバチに注意し、巣が発見された場合には素早く対処することが重要です。

家の対策
家の周りで蜂が発生している場合、以下のような対策が考えられます。

1.巣の探索を行う
まずは、家の周りに巣があるかどうかを探します。巣の場所を確認したら、巣の種類や大きさなどを把握しましょう。
2.専門業者に相談する
自力で巣を駆除するのは危険なので、専門の蜂駆除業者に相談することをおすすめします。業者に依頼すれば、安全かつ効果的な駆除を行ってもらえます。
3.家の周りを清潔に保つ
蜂は、食べ物や飲み物のにおいに引き寄せられます。家の周りを清潔に保つことで、蜂を寄せ付けないようにしましょう。特に、食べかすや飲みかすが落ちていないかを確認し、処分するように心がけましょう。
4.蜂に刺されないようにする
蜂に刺されないようにするためには、蜂に気付いたら、その場を離れるようにしましょう。また、薄着や裸足で外に出るのは避け、できるだけ体を覆う服装で出かけるようにしましょう。
5.蜂の飛来を防ぐ
蜂が家に入ってくるのを防ぐためには、窓やドアの隙間を塞いだり、網戸を設置することが重要です。また、屋外に置いているゴミ箱は密閉されたものを使い、食べ物や飲み物を屋外で摂取しないようにしましょう。

以上のような対策を行うことで、家の周りで蜂が発生するリスクを減らすことができます。

威嚇音をだす蜂の習性について
一部の蜂は、威嚇や防衛のために音を出すことがあります。主にハチ科の一部の種類がこの習性を持っています。以下にその詳細を説明します。

・バズ音: 蜂は翅を高速で振動させることで、特徴的なバズ音を発生させます。これは、蜂が飛行する際の自然な音であり、巣の近くで聞くことができます。バズ音は蜂の存在を知らせるだけでなく、他の生物に対して警告や威嚇の意図を伝える役割もあります。
・群れの音: 蜂が巣に集まる際や攻撃をする際には、集団で羽ばたくことで大きな音を発生させることがあります。これは周囲の敵を威嚇し、攻撃を警告する役割を果たします。
・強力な羽音: スズメバチなどの大型の蜂は、羽の振動によって非常に強力な羽音を発することがあります。これは周囲の脅威に対して威嚇の意図を示すものであり、攻撃の前兆となることがあります。

これらの威嚇音は、蜂が自身や巣を守るために行う自然な行動です。蜂は自身の存在や攻撃の意図を他の生物に伝えることで、自身や巣の安全を確保しようとします。したがって、蜂の威嚇音に接近することは慎重に行う必要があります。特にスズメバチなどの攻撃性の高い蜂に対しては、適切な防御策を講じることが重要です。


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