攻撃態勢に移行

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敵が近づくとスズメバチが威嚇音を発する

スズメバチは巣に近づく相手に対して数mから10mほどの範囲で威嚇行動を取ります。庭木の手入れや草刈りや物置まわりの片付けや軒先の掃除の途中で巣があることに気づかず近づいてしまうと「カチカチ」と奇妙な音が聞こえることがあります。これは近くにスズメバチの巣があることを知らせる重要な合図です。周囲を見ると枝葉の陰や軒先の奥や地面の穴の近くで蜂が飛んでいることもあります。そんな時に驚いて騒いだり手で払ったりはたき落とそうとしたりすると蜂が興奮して戦闘態勢を強めるので攻撃される危険が高くなります。警戒音を出したり体当たりするように飛ぶ威嚇は最後の警告段階ですから蜂が周りを飛ぶようなことがあればその場で巣を探そうとせず早めに静かに立ち去る方が無難です。距離や状況によっては威嚇を見せずに攻撃してくることもあり騒音でカチカチ音に気づかない場合もあります。蜂が周囲を飛び回る段階で姿勢を低くしてしゃがむようにし顔や首を守りながら静かにその場を離れることが身を守る行動になります。
威嚇行動は以下のような形で現れます。
相手の周りを多数の蜂が飛び回る
体当たりするように飛んでくる
アゴを噛み合わせて「カチカチ」という音を出す

このような行動が出た時はすでに戦闘準備が整っていると考えてよいでしょう。巣の近くで長く立ち止まるほど危険は増します。とくに子どもや高齢の方はとっさの判断が難しいことがあるため周囲の人にもすぐ離れるよう知らせることが大切です。
仮に刺されてしまった場合にはアナフィラキシーショックの可能性がないかを意識して早めに病院へ行くことが大切な行動です。蜂に刺されると体質によっては全身性のアレルギー症状が出る場合があります。すべての人に起こるわけではありませんが刺された場所だけでなく離れた場所にも腫れやじんましんなどの症状が現れた時は注意が必要です。呼吸が苦しい。のどが詰まるように感じる。気分が悪い。意識がぼんやりする。こうした症状が出ると重い状態へ進むおそれがあります。
これがアナフィラキシーショックです。
蜂に刺されてから1時間以内に発症することが多いためできるだけ早く病院へ行くことが重要です。すぐに病院へ行けない場合はその間も1人にならないことが大切です。蜂に2回刺されると危ないとよく言われますがこれは体質によって異なります。アナフィラキシーショックはアレルギー症状ですので1回目で発症する人もいれば何度も刺されるうちに少しずつ感作が進んで発症する人もいます。また刺された場所や注入された蜂毒の量でも変わりますので1か所だけより複数か所を刺された方が危険は高まりやすくなります。

スズメバチの危険度

スズメバチは毒性の強さと攻撃性の高さの両方から非常に危険な昆虫とされています。刺傷による重い症状や死亡事故も報告されており早い対処が必要です。特にアレルギー体質の人や過去に蜂に刺されたことがある人では重篤なアレルギー反応が起こる可能性があります。巣が近くにある場合は1匹だけに見えても周囲に多くの働きバチがいることがあり集団で攻撃される危険もあります。地面の中や生け垣の奥や屋根裏など見つけにくい場所に巣があることも多いため蜂が何度も同じ場所へ出入りしている時や顔の高さを横切る飛行が続く時は巣の存在を疑うことが大切です。発見した場合は素早く安全を確保し無理に近づかないことが重要です。

家の対策
家の周りで蜂が発生している場合は以下のような対策が考えられます。巣が見える時だけでなく見えない場所に出入りしている場合もあるため普段の動線に沿って確認することが役立ちます。
1.巣の探索を行う
まずは家の周りに巣があるかどうかを探します。樹木の枝先や軒下だけでなく雨どいの裏や換気口の近くやエアコン室外機の内側や戸袋のすき間も見落としやすい場所です。巣の場所を確認したら種類や大きさだけでなく人が通る場所に近いかどうかも見ておきましょう。
2.蜂駆除業者に相談する
自力で巣を駆除するのは危険なので専門の蜂駆除業者に相談することが望まれます。高所作業や壁の中や天井裏の巣では装備だけでは対応しきれないことがあります。蜂の数が増えている時やスズメバチらしい大きな蜂が飛ぶ時や子どもの動線と重なる時は早めの相談が安心につながります。
3.家の周りを清潔に保つ
蜂は食べ物や飲み物のにおいに引き寄せられます。家の周りを清潔に保つことで蜂を寄せ付けにくくできます。食べかすや飲みかすや果物の皮などが落ちていないかを確認し早めに片付けることが大切です。屋外のごみ箱はふた付きのものを使うと寄りつきにくくなります。
4.蜂に刺されないようにする
蜂に気づいたらその場を離れることが基本です。手で払ったり走り回ったりすると刺激になることがあります。薄着や裸足で外へ出ることは避けできるだけ体を覆う服装にします。黒い服や黒い帽子は反応を受けやすいことがあるため屋外作業では色にも配慮すると安心です。
5.蜂の飛来を防ぐ
蜂が家に入り込むのを防ぐためには窓やドアのすき間を見直し網戸の破れも確認することが重要です。屋外に置くごみ箱は密閉されたものを使い甘い飲み物や食べ物を長く外へ出したままにしないようにしましょう。室内で同じ窓まわりから蜂が入り込む時はその外側に巣が近い可能性もあります。
以上のような対策を行うことで家の周りで蜂が発生する危険を減らすことができます。ただし蜂が何度も同じ場所へ出入りしている時や威嚇行動が見られる時は自分で確認を続けず早めに相談することが大切です。

威嚇音をだす蜂の習性について
一部の蜂は威嚇や防衛のために音を出すことがあり主に蜂科の中でも防衛性の高い種類でこの習性がよく見られます。音は単なる羽音ではなく存在を知らせたり相手へ警告したりする役割を持っています。巣の近くで音が強くなる時はすでにこちらが危険な距離へ入っている可能性があります。以下にその詳細を説明します。
バズ音は蜂が翅を高速で振動させることで生じる特徴的な音です。これは飛行時の自然な音でもありますが巣の近くで急に大きくなったり低くうなるように感じられたりする時は警戒が強まっていることがあります。存在を知らせるだけでなく他の生物へ警告を与える意味も持ちます。
群れの音は蜂が巣の周囲へ集まる時や攻撃に移る時に多数の羽ばたきが重なって大きく聞こえる状態です。1匹の羽音とは違って重い響きになることがあり巣の近くで急にその音が強くなる時は危険が高まっています。周囲の人が気づきやすい反面驚いて騒ぐとさらに興奮を招くことがあります。
強力な羽音はスズメバチなどの大型の蜂で目立ちやすく周囲の脅威に対する威嚇の意図を示す前兆になることがあります。顔の近くで大きな羽音を立てて飛ぶ時や体当たりするように近づく時は最後の警告に近い段階です。その場で立ち止まらず姿勢を低くして静かに離れることが重要です。
これらの威嚇音は蜂が自身や巣を守るために行う自然な行動です。蜂は自分たちの存在や攻撃の意図を他の生物へ伝えることで巣の安全を確保しようとします。したがって威嚇音が聞こえた時に近づいて確認することは慎重に避ける必要があります。特にスズメバチのように攻撃性の高い蜂では音に気づいた段階で離れる判断が最も重要です。


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