コガタスズメバチの生態

蜂の駆除業者

コガタスズメバチとは

コガタスズメバチはインドや東南アジア各国や中国やシベリア南東部や台湾などアジア各地に広く分布しているスズメバチです。
日本でもコガタスズメバチが生息していて北海道から沖縄県まで広い範囲で確認されています。分布が広く本州の西南暖地では平地から低山地にかけてごく一般的に見られ都市環境への適応力もあるため市街地の周辺や住宅地でも目撃されることがあります。身近な場所で見かける可能性があるため山林だけの蜂と考えず住まいの近くでも注意する視点が大切です。コガタスズメバチの体長は女王蜂で25~30mmほどで働き蜂は22~28mmほどでオス蜂は23~27mmほどです。オオスズメバチほどの大きさはありませんが見慣れない方には十分大きく見え近くを飛ぶと強い威圧感があります。営巣場所としては樹の枝や家屋の軒下など開放的な場所に巣を作ることが多く見られます。巣は外皮に覆われたボール状ですが女王蜂が単独で巣作りをしている初期にはトックリを逆さにしたような形に見えることがあります。越冬を終えた女王蜂が5月中旬ごろに単独で営巣を始め働き蜂の羽化は6月中旬ごろから見られ活動が最も活発になる9月から10月には100匹を超える規模になることがあります。オス蜂と新女王蜂は9月から11月に羽化し新女王蜂の数は巣の規模によって異なりますが50~200匹ほどになることがあります。幼虫の餌としてハエやアブや小型の甲虫類や他の蜂などさまざまな昆虫を狩るため庭や樹木の多い場所では餌を探して飛ぶ姿が見られることがあります。攻撃性や威嚇性はスズメバチ類の中では比較的弱い方とされますが巣を刺激しないかぎり刺傷被害が少ないというだけで安全とは言えません。巣へ近づいたり枝を揺らしたり軒下で大きな音を出したりすると激しく攻撃してくることがありますので年間を通じて刺傷被害が起こっています。

コガタスズメバチの習性

コガタスズメバチは体長がやや小さめで一般的な大型種より細く見えることがあり体の黒い部分に光沢が見えるのも特徴の一つです。主に樹液や花の蜜などを求めて飛び回りますが幼虫の餌を集めるためには小さな昆虫を狩る行動も見られます。日中に活動することが多く晴れた日には庭木のまわりや甘い飲み物の近くや熟した果実のそばで見かけることがあります。普段は人を追ってくる蜂ではありませんが巣に近づく人や振動を与える相手に対しては防衛行動を取ります。巣を守る時には巣の前を何匹も飛び回ったり人の顔の高さで旋回したりすることがありその状態で手で払うと刺激になりやすく危険です。社会性昆虫であるため女王バチと働きバチが役割を分けて生活していて巣作りと採餌と育児を集団で進めます。軒下や庭木に見つかる巣は初期には小さくても夏の終わりに向かって急に蜂の数が増えることがありますので見つけた時点で様子を見るだけにせず生活動線に近いかどうかを考えることが大切です。洗濯物を干す場所や玄関や駐車場の近くで出入りが見られる場合は早めの相談が向いています。

対応策
チャイロスズメバチに対する対応策としては以下のことが挙げられます。コガタスズメバチにも共通して役立つ内容として考えてください。
1.巣を発見した場合は直ちに蜂駆除業者に駆除を依頼しましょう。高い位置の巣や樹木の枝先の巣は見えていても近づきにくく自分で対処しようとすると刺傷や転落の危険があります。
2.野外で活動する際には明るすぎる服装や肌の露出を避け甘い匂いのする物を身につけないことや飲み物を開けたままにしないことなどの対策をとりましょう。屋外作業では帽子や長袖も役立ちます。
3.家庭での対策としては窓やドアの網戸をしっかりと閉めることや空き缶やペットボトルの中に残った飲み物を捨てることや屋内に入れた果物やゴミ袋の中に虫が入りにくい状態を保つことなどが挙げられます。軒下や外灯の上もときどき確認すると早期発見につながります。
4.外で食事をする場合は食べ物や飲み物を長時間出しっぱなしにせず食べ終わった後は早めに片付けるようにしましょう。甘い匂いの残る場所へ蜂が寄りやすくなるためです。
5.蜂が飛来してきた場合は慌てずにゆっくり動くようにしましょう。また手で叩いたり走り回ったりしないように注意しましょう。蜂が顔の近くを飛んでも姿勢を低くして静かに離れる方が安全です。
6.万が一蜂に刺された場合はできるだけ早く刺された部位を冷やし医療機関を受診するようにしましょう。息苦しさやじんましんや強いめまいが出た時は緊急性が高いため速やかな対応が必要です。
以上のような対策を行うことでコガタスズメバチによる被害を減らすことができます。巣が見つかった時は無理に見分けようとせず安全な距離を保ったまま場所と大きさと蜂の出入り方を確認して相談する流れが安心です。

チャイロスズメバチと他の蜂の区別の仕方と見分け方
コガタスズメバチと他の蜂を区別するためにはいくつかの特徴を観察することが重要です。以下にコガタスズメバチと他の一般的な蜂の見分け方をいくつかご紹介します。見分ける時は近づいて確認するのではなく遠くから見える範囲で巣の形と体の色と飛び方を合わせて見ることが大切です。
外見のサイズ
コガタスズメバチは体長が20~30mmほどになることがありスズメバチ類の中では中型に見えることが多いです。アシナガバチより厚みがありオオスズメバチほどの迫力はないものの近くで見ると十分大きく感じます。飛んでいる時は大きさの比較が難しいため止まった時の体つきも合わせて見ると判断しやすくなります。
色と模様
体色は黄褐色と黒の帯模様が見られ一般的なスズメバチらしい印象を受けます。腹部の模様や胸部の色合いは個体差もありますが遠目には黄色味のある帯が目につきやすく庭木や外壁に止まった時に確認の手掛かりになります。チャイロスズメバチのように腹部全体が黒く見えやすい種類とは印象が異なります。
頭部の形状
頭部は幅がありスズメバチらしいがっしりした形に見えます。顔つきだけで種類まで断定するのは難しいですがアシナガバチのような細長い印象とは違い全体に厚みがあります。正面からの確認は危険ですので無理に近づかないことが前提です。
巣の形状
コガタスズメバチの巣は球状に近く外皮に覆われた形をしており初期にはトックリを逆さにしたように見えることがあります。木の枝や軒下など見えやすい場所に作られることが多いですが葉が茂ると見つけにくくなります。巣の下や近くに蜂が何匹も出入りしている時は巣が育っている可能性があります。
以上の特徴を観察して他の蜂との違いを見分けることができます。しかし正確な判別をするためには専門的な知識と経験が必要で疑わしい場合は害虫駆除業者や地元の害虫駆除業者に相談して助言を仰ぐことをおすすめします。コガタスズメバチは巣を刺激しなければおとなしく見えることもありますが見分けに迷う時ほど近づきたくなるため注意が必要です。生活空間に近い場所で出入りが見られるなら種類の確認より安全確保を優先する方が安心です。


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