収録用語リスト:アシナガバチ

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アシナガバチ
アシナガバチは日本を含む各地で見られる社会性の蜂の一種で住まいの近くでも見かけることが多い存在です。名前の通り脚が長く飛んでいる時に後ろへ垂らして見えることが特徴で細身の体つきと比較的開いた形の巣を作る点で見分けやすい蜂でもあります。軒下やベランダや戸袋のまわりや物置や庭木の枝先など人の生活空間に近い場所へ営巣することがあり気付かないまま洗濯物を取り込んだ時や水道まわりの点検や庭の手入れをした時に近づいてしまい刺される事例があります。普段は必要以上に人を追い回す蜂ではありませんが巣の近くで手を振る動きや振動や急な接近があると防衛行動を取るため早めに巣の存在へ気付くことが大切です。以下にアシナガバチに関する情報を整理して説明します。

形態と特徴
・アシナガバチはスズメバチほどがっしりした体ではなく細長い体形をしており全長は種類によって差がありますが一般に二センチ前後から三センチほどのものが多く見られます。飛ぶ時は長い脚をだらりと下げるようにして移動するため見分けの目安になります。
・体色は黒褐色や黄褐色が混ざるものが多く腹部に黄系の模様が入る種類も見られます。頭部は比較的はっきりしており触角や脚が長く見えるため丸みのあるミツバチとは印象が異なります。
・目は大きく外敵や周囲の動きに敏感です。巣の近くで人が立ち止まったり脚立を立てたりすると警戒して顔の近くを飛ぶことがありこの段階で静かに離れることが刺傷回避に役立ちます。
生態と生息地
・アシナガバチは山地や森林だけでなく住宅地や市街地でも普通に見られます。軒下や窓枠やエアコン室外機の裏や換気口の近くや雨どいのまわりなど雨をしのぎやすく人目に付きにくい場所を好んで巣を作ることがあります。
・主に春から秋にかけて活動し春は女王蜂が単独で巣作りを始め夏に働き蜂が増え秋にかけて巣が大きくなります。小さい巣の段階では見逃されやすく夏以降に蜂の数が増えてから気付くことも少なくありません。
・営巣行動が発達しており一つの巣の中で役割を分担しながら生活します。初期の小さな巣でも場所が悪いと生活動線に近くなり日常の出入りや清掃や水道設備の確認時に危険が生じやすくなります。
巣の構造と特徴
・アシナガバチの巣は六角形の巣房がむき出しになった傘のような形をしていることが特徴です。灰色や茶色がかった紙のような素材で作られ軒下や枝先に一枚の板を貼り付けたように見えることが多く球状になるスズメバチの巣とは見た目が大きく異なります。
・巣の規模は数十匹程度から大きいもので百匹前後になることがあります。数千匹規模になることは一般的ではありませんが巣の位置が玄関や通路や洗濯物の近くにあると少数でも危険です。
・巣の中央付近には育房が並び女王蜂が産卵し働き蜂が幼虫を育てます。巣の表面が開いているため外から蜂の数が見えやすい反面うっかり近づくとすぐ防衛反応を受けやすい面があります。
食物と摂取行動
・アシナガバチは花の蜜や樹液も利用しますが幼虫へ与えるために毛虫や小型昆虫などを捕えて運ぶことでも知られています。そのため庭木の害虫を減らす面もありますが住まいの近くで営巣すると人との距離が近くなり危険が上回る場合があります。
・飛び回りながら花の蜜を吸うこともあり庭の花木や果樹の近くで見かけることがあります。飲食物の甘いにおいにも寄ることがあるため屋外で食べ物や飲み物を放置しないことが予防につながります。
防御行動と攻撃
・アシナガバチは巣を守る時に攻撃行動を取りますが普段から遠くまで追い回すことは多くありません。ただし巣の正面に立つ動きや棒でつつく行為や洗濯物や枝が巣へ触れるような刺激があると一斉に飛び出して刺してくることがあります。
・刺されると強い痛みや腫れが出ることがあり体質によってはアレルギー反応を起こすこともあります。刺された時はまずその場を離れて流水で洗い冷やし息苦しさや全身のじんましんなどが出る時は早めに医療機関へ相談する必要があります。
人間との関わり
・アシナガバチは住まいの近くへ営巣しやすいため人と接触する機会が多い蜂です。特に軒下やベランダや通風口の近くや庭木の中など気付きにくい場所に巣がある場合は洗濯物の出し入れや窓の開閉や散水や水道修理の作業中に接近してしまうことがあります。
・巣を見つけた時は手で払ったり殺虫剤を近距離から急にかけたりせずまず人の出入りを避けて距離を取ることが大切です。巣が手の届く位置でも直径が大きい場合や蜂の数が多い場合や小さなお子様や高齢の方が通る場所にある場合は害虫駆除業者へ相談した方が安全です。

アシナガバチは自然の中では他の昆虫を捕食する役割を持つ一方で住まいの近くに巣を作ると刺傷事故につながることがあります。特徴や巣の形を知っておくとスズメバチやミツバチとの違いを見分けやすくなり早い段階で適切な対策を取りやすくなります。人が頻繁に通る場所や水道設備や洗濯物の近くや屋根まわりに巣がある時は無理に自分で処理しようとせず安全を優先して害虫や害獣の専門駆除業者へ相談することが望ましいです。生態への理解を深めつつ危険な距離では近づかないことが安心できる生活環境につながります。


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